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2−3 鉄 道
同国の鉄道の総路線延長は、2,002kmで、ゲージ(軌道幅)については、1,520mm(ソビエトタイプ)が1,811km,1,435mm(広軌・欧州標準タイプ)が22km,750mm(狭軌)が169kmである。また、電化区間が122km、複線区間が558kmである。 1994年の取扱貨物量は2,930万トン、旅客数は1,830万人で、取扱貨物のうち85%が国際貨物であった。ヴィリニュスのヴァイドタイ駅、クライペダのドゥラウジスナ駅、シャウレイのラドゥヴィリスキス駅に大きな貨物集積配送センターが在り、国内貨物の約70%を取り扱っている。 ネットワークはソビエト時代に整備された現在の施設で十分と思われるが、独立に伴い必要となった国境に隣接する駅の通関業務施設の新設、通信および信号システム・設備の近代化、年間1,870万トンの輸送能力があるIXBルート(クライペダーヴィリニュスーミンスク)の路線改修が急がれる。
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